「癖」のはなし
Blog
診療内容:歯科、小児歯科、矯正歯科
Blog
こんにちは、南森町に近い『れんりこ歯科クリニック』です。
まだまだ、暑い日が続いていますが夕方にゲリラ豪雨がふったり大きな台風がきたりの季節にも突入していますね。先日、お子様の学校検診のお話を少ししましたが今回はそのうちの一つについてお話をしていきます。
『くせ』というのは、なんでも厄介なものです。大人になってからでは特に治りにくいものもあります。お口まわりのくせは特にやっかいなものの一つです。成長期にへんなくせがついてしまうとのちのちのお顔の輪郭にもかかわってきたりします。もちろん、歯並びにも言えることですが。その中でも、『舌』の癖についてですがこれを『ぜつへき』といいます。これは舌をよくだしてしまったり、本来ある舌の定位置ではない場所に舌があったりということで起こります。日常生活ですと、前歯で噛み切れないとか会話についても支障がでることが考えられます。これは小学校に通っているくらいの時期に治療すれば、すぐに治ることが多いです。治療は、お口のなかに取り外しができない装置をセメントという接着剤でとめてしまいます。見た目は、すこしグロテスクですがこの装置をつければすぐに噛んでいなかった前歯も噛んできます。でも、装置をすぐにはずすわけではありません。結局は、癖が原因になっていますのでその癖をしないようにしないといけませんのでかんだあともしばらくはお口の中に装置がはいったままになります。
こういった、「あれ?」「ちょっと、ちがうかな?」みたいな歯並びも治療しなければ治りませんがお口に装置をつければ、すぐに治ることもあります。でも、治療をする時期が大切です。
今回は「舌癖」についてお話ししました。他にも、歯並びで装置をつかえばすぐになおるものもありますので気になったら一度相談しに来てください。
西天満にある『れんりこ歯科クリニック』でお待ちしています。